手を動かしてつくるということ。

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私は昔から書くこと、描くことが大好き。

文字も絵もどちらも。小さい時から意味もなく紙に文字をキレイに書いてみたり、絵は納得いくまでじっくり時間をかけて描いてみたり。かくことだけでなく、手を動かして何かを作るということが大好き。

学校では体育、音楽、図工、技術家庭が得意で全ての授業がそればかりだったらどんなに毎日楽しいだろうと思ってた。

手を動かして何かをつくることって、頭を使って考えることでもあると思う。料理がまさにそうで、まず完成形を想像し材料と手順を考え、製作する。

ケータリングの場合はその応用編のような感じで、料理プラス会場での空間の在り方も想像する。どんな人が来てどんなシチュエーションで、どんな食べ方をするのか。その都度条件は違うはずだから、毎回同じ項目をその会に合わせて考える。現場と料理製作は段取りが命なので頭フル回転であらゆることを同時進行で考えていきます。食材の手配、資材調達、試作や検証もしながら、手とPCと頭をフルに使って。

イメージで作っているようですが、意外と計算づくしの作業です。数字の苦手な私が、計算ばかりしているのは妙なんですが、量の計算、段取りの計算、空間検証などは計算しておかないととてもまわらない。想像力と段取り力。この仕事に必要なのはその二つかもしれません。

話がそれましたが、段取りする前の発想の段階ではやっぱり手描きのスケッチから始まります。完成形をまずスケッチしてみて、頭の中でイメージ化する。絵があるとすっと頭の中に入ってくるのです。私の場合、文字や数字だけではパッと頭の中でイメージに変換できなくて絵だとそれが一瞬でできる。絵があると他の人にも共有しやすい。

以前の空間設計の仕事でも、CGパースが主流になっていましたがあくまでも手描きのスケッチが好きで、可能な限り手描きするようにしていました。コンペやプレゼンでCGパースでないとダメ、ということもよくあったので、CGももちろん作ってましたが、心に響くのはやはりその人の感性が滲み出た手描きのパースなんじゃないかなと。

便利なものは効率がいいし、時間も短縮できるし利点もたくさんあるけれど、感性や感受性は失いたくないなと思う。絵も文字も本も何でもデジタル化していく一方で、手紙や紙の本、手描きの絵、、、情緒を感じるものはなくならないで欲しいなと思う。感動する心までが失われてしまいそうだから。

時間をかけて何かを作ること。成し遂げること。効率とは真逆の行為にこそ、感動の種があるのではないかと思う。そしてそれを時代に合わせてアレンジしてこそ、需要が生まれビジネスとして成り立つものになるのだと思う。
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